投稿日:
世の中には転職サイトや求人サイトが数多く存在しますが、公的機関であるハローワークには、他の求人情報企業にはないメリットがあります。ハローワークのメリットを知って、求職活動に役立てましょう。
メリット① ハローワークは求人数が多い
ハローワークは雇用促進を目的とする公的機関であり、企業は無料で求人情報を登録することができるので、常にハローワークには、多数の求人が登録されています。
さらに都心部だけでなく、全国のハローワークの求人情報がネットワークされているため、膨大な地域と求人数から職探しすることができます。 地方にいながら都市圏で求職することも可能ですし、反対にUターンやIターン就職をすることもできます。
メリット② ハローワークは利用料がかからない
ハローワークは営利企業ではないので、求職登録をするだけで、職業相談を始めとする就職支援サービスが、無料で利用できます。失業した場合や、母子家庭等には、職業訓練が無料で受けられる制度もあります。さらに職業訓練中の生活を支える資金の貸付など、公的機関ならではの支援体制があります。
メリット③ ハローワークは雇用まで面倒を見てくれる
ハローワークは就職斡旋が仕事ではなく、雇用促進を目的としているので、求職者が就職できるまで面倒を見ようとする姿勢があります。応募書類の書き方指導など、求職者サイドに立ったサポートをする他、求職者が応募条件に満たない場合も、求人企業に働きかけるなどの行動をします。
メリット④ 求職者を守るさまざまな手当がある
ハローワークは雇用保険の申請受給窓口であり、失業保険(雇用保険の失業等給付)だけでなく、求職者の生活を支援するためのさまざまな手当も扱っています。
例えば「就業促進手当」としては、以下のような手当があります。
「再就職手当」
失業保険(雇用保険)の基本手当受給資格がある方が、安定した職業に就いた場合、一定の案件を満たしていれば支給されます。
「就業促進定着手当」
再就職手当の支給を受けた人が、引き続きその再就職先に6か月以上雇用され、かつ一定の案件を満たしていれば支給されます。
「就業手当」
失業保険(雇用保険)の基本手当受給資格がある方が再就職手当の支給対象とならない常用雇用等以外の形態で就業した場合に、一定の案件を満たしていれば支給されます。
その他にもさまざまな支援があります。
「移転費」
ハローワークの紹介した職業に就くため、又は公共職業訓練等を受講するため、住所・居所を変更する必要がある場合に、受給資格者本人とその者により生計を維持されている同居の親族の、移転に要する費用が支給されます。
「広域求職活動費」
ハローワークの紹介により広範囲な地域にわたる求職活動をする場合、交通費及び宿泊料が支給されます(広範囲な地域の求職活動とは、求人事業所の見学や、企業の面接など)。
手当の他にも、失業中の住宅支援や生活資金の貸付など、求職者や求職者の家庭をサポートするためのさまざまな支援体制があり、状況に応じてハローワークスタッフが申請などのアドバイスをしてくれます。