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2024.11.22 更新!!
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大きな琵琶湖がある滋賀県。
比較的田舎に見られがちですが、南部は開発が進み、新興住宅地として知られています。
琵琶湖の豊富な水源を利用した、西日本有数の工業県でもあります。
そのため、各地にハローワークもあり、製造業従事者、ならびにそれをサポートするサービス業・飲食業や営業・事務職も豊富にあります。
完全失業率は全国平均未満で、比較的堅実な県ともいえます。
そのため、一度就職ができればなんとか安定した暮らしを送れるようになるでしょう。
経済活動は大津市に偏りがちと思われていますが、実は草津を中心とした湖南地域、彦根を中心とした湖東地域、甲賀地域に分散しています。
伝統産業である日野・甲賀地方の医薬品は有名です。
医薬品生産額は250,600,000,000円を越えるなど、全国有数の医薬品の生産地として知られています。
その医薬品を生産する地場産業も盛んで、働き口は多量にあります。
GDPも人口で上回る他県より比較的上向きで、若年人口比率の高さもあり、堅実に働く環境としては最適な県となっています。
広大な琵琶湖がある滋賀県ですが、実はその面積の6割は山林で、琵琶湖は6分の1程度しか占めていません。
そんな滋賀県ですが、文化圏は隣接する京都・大阪のもの属しています。
滋賀県で話される方言、近江弁は京言葉との共通点が多いのが特徴です。
食やファッションなどのトレンドの面においても、どちらかというと京都の影響が大きく見られます。
その県民性としては、「角川日本地名大辞典」において、「温和で、一徹ではなく、計数に明るく利害に敏感で、蓄財に長じている。
文にたけるが武はそれほどでもない。」、「地味で着実、おとなしく粘り強く努力する。」とされています。滋賀県には浄土真宗門徒が多いことから、社寺を中心とする伝統的な地縁社会になっています。
そのため、保守的・閉鎖的であるとの指摘もありますが、堅実な県民性は大いに好まれています。
重要文化財が多く、そのほとんどは社寺で、有名な彦根城など城郭も複数健在しています。