職種紹介~データ入力・オペレーターの仕事内容
「データ入力」は、顧客情報や発注内容など、各種データをパソコンで入力する仕事です。
「オペレーター」は、企業活動に必要な書類やデータを、さまざまなソフトを使って作成する仕事です。
データ入力とオペレーターの具体的な業務は、以下の通りです。
各種データ入力
顧客個人情報 受注内容 発注内容 配送リストなど
OAオペレーター
Word、Excel、Access、Power pointを使った書類やデータ作成
専門オペレーター
企業の自主開発ソフトやCADなど、専門度の高いソフトを使ったデータ作成
大量のデータを、スピーディーかつ正確に処理することが要求される職種です。
業務内容自体は単純ですが、ひとつのミスが重大なトラブルに繋がる事もあるので、注意深さも必要です。
あると有利なスキルや資格
・タイピング能力
スピードと正確さがそのまま仕事の能力になります。1分間に打てる文字数が多いなど、タイピング技能は高ければ高いほど有利だと言っていいでしょう。
[資格]ワープロ検定
・パソコンスキル
Wordを使った文書作成、Excelの関数を使った計画書、Accessを使ったデータ作成など、オペレート出来るソフトが多いほど有利です。
CADなど、特定の分野で使用されるソフトをオペレートできると、求職の幅が広がりますし、キャリアアップにも有利です。
[資格]MOS(Word、Excel、Access、などMicrosoft社のソフト技能検定)、PCスキル検定、CAD、DTPソフトなど
・ビジネスマナー
データ入力は単純な作業ですが、企業に勤める以上、基本的なビジネスマナーは身につけておきたいスキルです。電話応対や来客応対はできることが望ましいです。
[資格]秘書検定
データ入力、オペレーターのキャリアパスプラン
データ入力やオペレーターのキャリアレベルごとの仕事内容をご紹介します。
1.ベーシックレベル
各種データを、Word、Excel、企業の自社開発ソフトなどを使って入力する。指示された書類を作成できる。
2.知識と判断を要するレベル
電話応対や、発注部門とのコミュニケーションを取る。英文のデータ入力や書類作成など、難易度の高い入力やオペレーションをする
3.スーパーバイザーレベル
ワークスケジュールを組んで、データ入力者、オペレーターのマネジメントを行うなど、データ部門のスペシャリストになる。他の事務系スキルを加えて、事務系専門職にキャリアアップする。
データ入力・オペレーターが活躍できる業界
データ入力・オペレーター業務で積んだキャリアを活かしやすいと言われている業界をご紹介します。
・広告業界
常に大量のデータ収集を行っており、職種に対するニーズがあります。大型のオペレーションセンターを持つ企業もあり、マネジメントへキャリアアップする機会も期待できます。
・人材派遣業界
データ入力やOAオペレーションなど、スキルの高さが要求される職種は、派遣に任せる企業が多くあります。スキルを広げることでキャリアアップが狙える業界です。
求人の多さと転職難易度
人材派遣業界など安定した求人の量があり、タスクの処理速度と正確さがあれば、未経験でもチャレンジが可能です。
英文や中国語での書類作成や、専門用語が必要な書類作成など、専門性が高いデータの入力やオペレーションができると、キャリアアップや転職が可能になります。